宅配の受け取りや仕事で、印鑑・ハンコを押すことが良くありますよね
おばばも、以前していた仕事では「確認した」「了承した」との意味合いで、ポンポンと書類等にシャチハタの印鑑を押していた事もありました
今や印鑑も難しい苗字でなければ、100均で購入することも出来ますし、シャチハタの印鑑も手軽に便利なモノが沢山ありますよね
「印鑑やハンコををつくときには、良く考えて押しなさい!」
どんな約束や契約も、口約束では効力がないので、大事な約束や契約には必ずサインと印鑑が必要になります
なので昔から、「印鑑やハンコををつくときには、良く考えて押しなさい!」と親から教えられました
友達や親戚に頼まれて深く考えずに保証人になり、印鑑を押してしまって借金の肩代わりをさせられる事があります
印鑑を押すことで法的効力が発生し、自分に責任が降りかかって来ます!
自分の失敗で責任を取るのならまだしも、他人もせいで責任転嫁されるのは腹が立ちますが、印鑑を押してしまっていたら・・・もう言い逃れ出来ません
なので、大事な書類に名前を書いて印鑑を押すときは、何度も確認して納得してからでないと押してはいけません!
ハンコ・印鑑の種類と特徴
ハンコや印鑑と言っても色々種類はあります
会社等が押しているものは別にして、普段良く使うものをあげると
実印・銀行印・認印・訂正印
印鑑の径の大きさが、大きい程大事な時に使います
実印
実印とは住民登録をしている市区町村の役所や役場に印鑑登録の申請をして、受理されたハンコのことをいいます
実印は唯一性を守るため銀行印、認印など他のハンコとの併用をさけ、認印のように家族共同で使うことのないようにし、捺印する場合も書類の内容をよく読んで慎重に扱うことが大切です。実印は姓名を彫刻することとはなっていませんが、姓と名前の両方を彫刻する方が安全です
銀行印
銀行印とは金融機関での預貯金口座開設、金銭の出納に使用する重要なハンコで、定期預金・普通預金・振替預金・郵便預金等の金銭関係に使用します。認印と同様に、通常は姓のみを彫刻します
認印
通常は姓のみを彫刻し、押印用として携帯するハンコです
訂正印
訂正印とは簿記印や豆印ともいい、帳簿や伝票などに記入した文字の誤りを訂正する場合に使用します
訂正箇所に元の文字が読めるように二本線を引き、訂正者の名前が入った印鑑を押印します
印鑑の素材の種類は?
素材の種類も豊富にありますので、お好みの素材で字体もこだわって、自分だけの印鑑を作ってもらうのもいいですね
プラスチック
100均等で販売され、手軽に買えますが欠けたり割れたりしやすいです
認め印鑑や出勤簿に押すとき等にはいいかも知れません
木材系
柘植等価格帯が安いモノから、希少な木材になると高くなり、機械や手で彫ってもらうことが出来ます
角・牙系
牛角や黒水牛等が定番ですね
今は密輸になりますので殆ど入って来ませんが、昔は象牙の印鑑を持たれる方も多かったですね
金属や樹脂系
アクリル樹脂はカラフルな色がありますし、綺麗な琥珀樹脂等もあります
最近は新素材でコバルト(Co)、クロム(Cr)、モリブデン(Mo)を主成分とした摩耗・変形に強く耐食性の高い合金「コバルトクロムモリブデン」が販売されています
社会人になったり結婚した機会には、良い印鑑を持ちましょう!
「印鑑」の大切さを理解したら、普段使いのモノとは別に大事な契約の時に押す印鑑を持たれてはどうでしょうか?
ご存知だと思いますが、印鑑は銀行印等に登録すると同じ名前でも、少し漢字の「はね」や「点」の位置や大きさ等が変わるだけでも、1つでも一致しなければ印鑑でお金をおろすことは出来ません(カードでは暗証番号があれば下ろせますが・・・)
なので、大切な印鑑は欠けたりしない様に、硬い素材のモノを選ばれるのがいいと思います
これから、社会人や新生活を始められる方は、いいモノを一つは持っておかれるといいと思いますので、機会があれば一度考えてみられてはどうでしょうか?
おばばは、チタンの印鑑セットを持っています
続きはまた今度