「麻疹」や「風疹」が流行って大人の感染を広めることがあります
子どもの頃に予防接種を受ける機会がなかった人や、予防接種を受けていても時間が経って免疫が無くなってしまった人たちが、病気にかかってしまうようですね
今各自治体では、妊婦への感染を減らすようにと助成金をだして予防接種や、免疫検査ができたりするので、予防接種を受けなかった時代の男の人や子どもを望む女性は、この機会に検査されては如何でしょうか?
大人がかかると重症化する子どもの病気
昔から、おたふく風邪も大人がかかると40度近い高熱がでて、男の人は精子機能がやられてしまうなんて聞いたことがあります
子どもの病気だから大人は大丈夫なんてことは無く!
稀に大人がかかると重症化して、子どもより酷くなることが多いので要注意しなければなりません
子どもが学校や保育園に幼稚園等集団生活をしていると、年中何かしらの病気にかかります
そして、一緒に生活する親や大人も抵抗力が弱っていたりすると・・・感染力の強い病気に侵されてしまいます
子どもが病気になっても一緒に生活し看病しなくてはならないので、仕方がない部分もありますが・・・
うつる病気の時は普段以上に手洗いやうがいそして消毒等に注意し、タオルや寝具などを別にしたりする方がいいと思います
娘がかかった「溶連菌感染症」
溶連菌は正式には溶血性連鎖球菌の略で主にのどに感染して、のどが痛くなったり、熱が出たり場合によっては体や手足に発疹がでて猩紅熱になります
咳や鼻水は出ませんが口の中が特徴的で、舌が苺のように赤くぼつぼつするのが特徴で扁桃に膿がつきのどが赤くなります
出血斑という赤いぼつぼつが口の奥にみられたり、首のリンパ節が腫れることも多くとびひの原因ともなるそうです
この感染症自体は抗生剤を飲めばすぐによくなりますが、よくなったところでやめてしまうと再発したり、最も問題なのは続発症として、リウマチ熱や腎炎を起こします
ですから、続発症を予防するという点でも溶連菌をしっかり殺しておく必要があります
必要な抗生剤の投与期間は最低10日間です
決められた量をしっかり内服しなければ、さらに強い溶連菌の再発や別の症状がでる可能性があるそうなので特に注意が必要です
インフルエンザウイルスもそうですが、熱が下がったからと言って病気が治ったわけではなく、病原菌はまだ体の中にいるので処方された薬は必ず薬が無くなるまで服用しなければなりません!
皆さんも気を付けて下さいね