無垢材のフローリングは、値段も高くて手入れも大変と敬遠されがちですが、きちんと手入れすればそれ程手間はかかりませんし静電気も起こらないので普段の掃除も楽ですよ
無垢材のフローリングと言っても、全てが高いわけでもなく木の種類や材質でお手頃価格のモノもあります
針葉樹の杉や檜は柔らかくて歩くと気持ちがいいですが、その分傷がつきやすいです
傷も家族の歴史だとして気にしなければ、生活するのには支障はありません
また、木にはもともと枝が伸びるので「節」があります
自然のままの木を愛する方にとっては、節も当たり前で自然のデザインと考えれば素敵でし、カントリー調やワイルド感をだすなら節ありが似合います
フローリングの板も節の多い少ない等の状態の良さでグレードがあり、同じ無垢材でも値段は随分変わって来ます
無垢材の床は、1枚1枚違う自然の恵みです
自然の木なので、当たり前ですが1枚1枚その木肌は違います
なので、プリント合板で作った同じものは無く、たった1つしかない我が家の床になるわけです
また、自然の無垢材は経年変化で色が変わって行き、段々深みや味も出てきて家に馴染んできます
そんな無垢材のフローリングの手入れは難しそうと、嫌煙されがちですが、ワックスをかけておけば、そこまで神経質になることはありません
ワックスと言っても、無垢材には自然素材を活かしてくれるワックスを選ばなくてはなりません
初めからワックスのかかったフローリング材もありますが、家族で塗るとコストも抑えられて愛着もわきます
無垢材のフローリングに合うワックスは?
「木」は切られても気温や湿度による変化がありますので、木の表面をコーティングして空気と遮断してしまうと木が呼吸出来ないので、ワックスも自然素材のモノを選びましょう
色々無垢材等の自然素材を活かすワックスがありますので、お手入れの方法が自分に合ったモノを選ばれるといいと思います
沢山ありますが、代表的なモノは
オスモカラーやアウロ等
外国製の自然塗料で刷毛やローラーやスポンジで塗って余分なモノは吹き取ったりします
キヌカ
お米から作られた日本製ワックスです
もともと、昔の家は米を精米した時に出る米ぬかを煎って乾燥させて、布袋に入れて廊下等の板の間を磨いてピッカピカにしていました
刷毛等で塗ると塗りすぎるのでベタベタになって、埃等を余計にくっつけてしまうので、ウエスで刷り込む様に塗ります
未晒し蜜蠟ワックス
蜜蠟ワックスも無垢材のおもちゃにも塗られていたりしますが、赤ちゃんが口に入れて舐めても安心な日本製のワックスです
おばばも愛用している蜜蠟ワックスですが、こちらもウエスで薄く刷り込む様に塗ります
キヌカと同じで、沢山塗ればいいモノではありません!
塗りすぎるとベタベタになり乾かなくなり逆効果になるので、薄く薄く塗ればいいのです
塗った後も、綺麗な布やタオルで拭き取れば直ぐに乾いてワックス効果が発揮されます
どのワックスも入居前に掃除して一度丁寧に塗っておけば、普段の手入れはかなりラクチンですよ