育休が終われば、保育園や、認定こども園や託児所等に預けるママさん達へ
そろそろ準備は出来ていますか?
「子離れ、親離れ」の第一歩について書いたのはこちら
今までの、パパやママだけの家族中心の世界から、少しずつ、外の広い世界へと連れ出して慣れて行って欲しいですね
それが出来れば、いよいよ保育園の入園へ向けての準備です
保育園に行く為に準備しておくといいことは?
1.保育園に慣れること
おばばの保育園でも、時々真面目なパパやママが、見学に来られることがあります
お散歩で、保育園に行って遊んでいる子ども達を、外から見るのもいいかも知れません
子どもも親も、保育園や場所に、まず慣れることが、一番ですね
2.人に慣れること
公園や育児サークル等で他のお友達や、大人に慣れて行きましょう
人見知りや、ママの後追い等が激しい子がいますが、いつもママべったりにならない様に、機会があれば、おじいちゃんやおばあちゃん等に預かってもらったり、少し離れる練習をしておくといいですね
3.ご飯を自分で食べよう
今年度に1歳児で入園して、給食の時、自分でスプーンを持って食べないで、待っているお子さんがいました(今では自分でしっかり食べて、おかわりまでしていますよ!)
きっと家庭でママがいつも、子どもの口に、ご飯を入れて食べさせていたので、ご飯を自分で食べようとはしませんでした
赤ちゃんは、持って生まれた本能の1つに、吸啜(きゅうてつ)反射があり、口の中に入ったおっぱいやミルクを吸って、生きて行きます
その後成長と共に、指やおもちゃ等何でも口に入れて、遊びながらモノを確かめて行きます
生後2~3ヶ月の赤ちゃんに見られる反射のことを原始反射といい、主な原始反射には、赤ちゃんの手の平に大人の指などを入れるとギュッと握る把握反射(握り反射、手掌把握反射)、赤ちゃんの口元に小指や乳首などを持っていくと、ちゅぱちゅぱ吸いつく吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)、音の刺激などで上肢を大きく開き抱きつこうとするモロー反射(びくつき)などがあり、赤ちゃんが最低限生きるために必要な反射とも言われています
つまり
「人間が生きる事=食べる事」ですから、汚してもこぼしても、手掴みでも食べる意欲は大切です!
また、保育園はコップで牛乳やお茶を飲みますので、早めにコップに慣れて、自分で持って飲めるように練習しておきましょう(0歳児等は、哺乳瓶でミルクを飲んだり、マグマグで飲ませる事もありますよ)
後片付けが大変なので、綺麗に食べて欲しいのは、わかりますが・・・自分でやろうとする意欲の芽を摘まないで、伸ばしてあげて下さい
4.おっぱいを止めましょう
おっぱいは、ママの母性をくすぐり、子どもも大好きです!
でも、入園することが、決まっているのなら、早めに断乳をしましょう!
2歳頃でも、夜寝る時におっぱいを飲んで、寝ている子がいます
また、断乳をすれば、子ども達は、ご飯を沢山食べる様になりますので、早めにおっぱいは卒業しておきましょう
5.生活リズムを整えよう
大人の都合で、ついつい、夜遅くまで起きていたり、お昼寝の時間がずれてしまったり、昼寝させなかったりすることはありませんか?
生活リズムを整えて、夜ぐっすり眠ることは、子どもの成長ホルモンを促進します
子どもが元気に、心も体も成長出来るように、大人の時間では無く、子どもの時間で生活して行きましょう
6.自分の名前や持ち物を覚えよう
集団生活に入ると言うことは、「自分の事は自分でする」ことが、基本となります
なので、自分の名前や、持ち物が分かりやすく、使い易いモノを考えて用意してあげましょう
ただ、園によっては、指定のあるモノもありますので、事前に先輩ママさんの情報を聞いておくといいかも知れません
家庭では、ついつい親がしてしまう、靴や衣服の着脱も、無理強いしないで、時間をかけて楽しく生活の中で、繰り返し練習しておきましょう
とりあえず、思いつくままに挙げてみましたが
保育園準備の為にと言うより、子どもが成長していく上でも、「自分でする」ことは大切な事なので、ゆとりを持って生活の中で、「自分で出来る」環境や言葉がけを、ホローしたり見守ってあげて下さいね
くれぐれも、親がいつまでも先回りして、子どもに尽くし過ぎてしまわない様にして下さい!
初めから上手になんか出来ないけれど、毎日すればきっと出来るようになりますよ!