保育園では、0歳児クラスや1歳児クラスの乳児でも、
「♪おかたずけ~おかたずけ~さあさ、みんなでおかたづけ♪」
と保育士が歌いながら、お片付けを促すと、キチンと分類して「ナイナイ」と、おもちゃを片付けてくれます
保育園に通っている4歳の孫も、我が家に来たときは、自分のおもちゃが入っている引き出しから、出して遊んで、何も言わなくても、帰りにはキチンと片付けてくれます
しかし・・・孫の家の中では・・・ほぼ毎日、おもちゃや絵本が散乱していたり、押し入れに突っ込んであったりします
キチンと片付けられるのに、何故?
子どもは、敏感で天才なので、しっかり場をわきまえて、ケースバイケースで対応しているのでしょうね!
最近は、8か月の孫がハイハイしたり、何でも口に入れるので、自分の大事なモノや小さいパーツのおもちゃは、「お姉ちゃんのやで」と触られないように子どもなりに、一応気を付けているようですが・・・
子どもは、「あそび」の中から沢山の事を、学びます
古くから、国内外の幼児教育の偉人達が、色々な教育理論や教材を考えて来ました
現在、保育園や幼稚園、今では認定こども園等、各園によって、教育方針や保育理論、目標はそれぞれ違がって、いろんな特色がありますが
子どもは、純真無垢で生まれてきて、大人や環境に左右されながら、成長していきます
また、子どもは「あそび」の中から沢山の事を学びます
大人の「遊び」とは違って、子どもは「あそび」が、とても大切な経験となり、毎日の繰り返し生活の中で、「ことば」や「習慣」等、多くの事を学んで行きます
なので、初めにキチンと教えてあげれば、キチンとお片付けを学習します!そしてそれを、継続できるかどうかは、関わる大人次第かも知れませんね
小さい頃に「おままごと」や「○○ごっこ遊び」を、友達として遊びませんでしたか?
大人の生活の、リアルミニチュア版の生活が、楽しいお遊びになるわけです
年齢が上がって幼児になってくると、コッソリ遊んでいるのを覗くと・・・先生やママの口調やマネがとっても上手で、面白いですよ!
例えば、冗談で子どもの前で「お金がなーい」とか愚痴ていると、外で「うちの家はお金がないねん」って素直に言ってくれて、恥ずかしい思いをすることがたまにありますよね
楽しんで、一緒に「おかたづけをしましょう」
3歳ぐらいまでの子どもは、いつもの場所、いつも行う順序等、秩序があり 変わらない繰り返しの生活が、安心に繋がります
そして、 少しづつ自分の世界を広げて成長して行きます
子どもに「いないいないばあっ!」をしたら喜んで、何度も何度も同じことをやってとせがんで来ることや、絵本でも、お気に入りのモノは、何度読んでも、まるで初めて見るように「ワクワク」しながら見ていることありますよね
子どもより先に大人が飽きてしまったり、疲れてしまうこともありますが
子ども達の大切な興味の新芽を摘まないように、とことん付き合って遊んであげて下さいね
そして、楽しく遊んだら、自分の大切なおもちゃを、キチンと決まった場所に戻してあげる大事さを、毎日繰り返し、一緒に楽しくお片付けをしながら、教えて下さい!そして、上手に出来たら褒めてあげて下さいね
「勉強しろ!」「お片付けしろ!」と、怒らなくていい、子育ての基礎は0歳から始まっていますよ!