夜明け前、衝撃的な揺れで飛び起きた、あの日から、24年
目の前の現実が、夢であって欲しいと、願った
どん底から、ようやく立ち上がり、前を向いて歩き出したのに・・・
次々と未曾有の災害に見舞われる日々が、これでもかと続く
「死」を直視したから、「生」の大切さを身近に感じる
「今、生きている」実感を痛切に感じ、考え方が180度変わりました・・・
今まで、何も考えずに生きて来たけど、予期せぬ「災い」が起きれば「一瞬で目の前が惨事になる」
子どもの頃に「1999年の7月で地球が滅びる」と、ノストラダムスの大予言が話題を呼んで、人々は恐怖を感じながら、その日を迎えましたが
幸いこの予言は、「ハズレ」て、現在に至ります
本当に、滅亡する日が来るのかどうかは、わからないけど
映画の世界のように、人は、逞しく生き続けていると
願っています!
「災害」は、忘れた頃にやってくる
いつどこで、誰が災害に見舞われるか分からない
勿論、事件や事故、病気にも・・・
自分の寿命が、どこでどの様に終わるのか、分からないけど
始まりがあれば終わりがある
「生かされている」この瞬間を、この奇跡を、無駄に生きぬように
この日を忘れずに・・・
未曾有の災害 「正常バイアス」で落ち着かずに、正しく判断、すぐ避難
「正常バイアス」って
人間には些事に翻弄されないよう、自然と心の平穏を保つ働きが備わっているので、日常生活で問題に直面したときにも、それなりに対応できるチカラを有しています。
ところが、大災害など未経験の事態に遭遇した場合、この働きが過剰反応し、脳が処理できなくなることがあります。
自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまい、自然災害や火事、事故、事件など被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい、都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となります。
普段は、落ち着いて行動することが大事なのですが、未曾有の大災害や予期せぬ事が起きると、人間には「正常バイアス」が働き、逃げ遅れることがあるそうです
3・11でも地震の後、すぐに高台に避難すれば助かったのに、多くの方が「自分は大丈夫、まさかここまで水は来ない等」と思い込んでしまい、平常心を取り戻そうと、地震の後片付けをはじめてしまったりして、結果、逃げ遅れ、津波にのまれてしまいました
デマに惑わされたり、パニックにならないように、常に的確に判断して、迅速に行動できるように、心がけたいと考えてはいるけど・・・
実際は、その時にならないと分からない!
ハザードマップや災害備品で「備えあれば患いなし」
昔から、伝えられているように、日頃から、ハザードマップや災害備品の準備等、心に刻んでやっておきたいですね
何も起こらなければ、いいのだけれど・・・
最近は、地球温暖化による「異常気象」も多くなりました
小さな事でも、一人一人が出来る事から、対策を講じていかなければならないと思います
多くの犠牲があったけれど、大切なことを、教えて頂きました
亡くなられた方々の、ご冥福をお祈り申し上げます
そして、沢山の尊い命の教訓を、心に刻んで・・・