自分の死後に残す意思や言葉として思いつくのが、まず法的効力のある「遺言書」や「公正証書」等です
ここ近年「終活」の言葉が生まれて「エンディングノート」も、身近になりましたね
財産等が沢山ある方は、家族が相続問題で争うことの無いように「遺言書」や「公正証書」を専門家の指導の元、正式な手順で正しく記入して残しておかねばなりません
また死後も家庭裁判所で、検認してからでないと「遺言書」を開封してはならない等、色々決まりがあるようです
「エンディングノート」って必要?
難しい事はさておき、もっと自由で簡単に意思や言葉を残すと考えるなら「エンディングノート」ですよね
たまに、自分史や自叙伝等の本を残される方もいたり、日記があったり形は色々ですが自分の存在を記録で残せます
しかし文章力のある人が、想いを綴って残す言葉は素敵ですが、説教じみた話をノートに何ページもびっちり書かれていたら・・・
TVでも、たまに好きでも無い相手に、思いを寄せた彼女の為に弾き語りしながら、あまり上手くない自作の愛の歌を熱唱したモノをプレゼントされて、困ったなんて言ってたりします
同様に一方的な自分の重い思いではなく、出来れば相手を想った素敵な言葉や、自分が死後どうしたいかのか希望を分かりやすく残して置く方がいいのかと思います
希望も言わず何も残さず、後の事は家族に一切を任せるのも一つの手段ですが、お葬式やお墓のことなど残された家族は色々大変なので、本人の希望があれば色々決めやすくなるとは思います
最期に良い見送りが出来れば、本人も家族も心置きなくお別れが出来るかも知れません
「エンディングノート」って何を書けばいいの?
基本自由に書けばいいと思いますが、自由というと反対に難しいですよね
ですので、市販に売られているエンディングノートや、無料でダウンロードできるモノを利用して、テンプレートにそって書くのが良いと思います
エンディングノートを無料でダウンロードできるところ
エンディングノート|ラプラージュ事務所
行政書士事務所が公開しているエンディングノートです
財産・相続・後見制度の利用など、家族が知っておきたい部分の情報がきちんと押さえられており、項目もわかりやすく、記入しやすいのが特徴です
コチラからダウンロードできます
自分史・エンディングノート|百人百想
ノートの半分以上が、自分史を書く部分になっているエンディングノートです
家族へのメッセージ部分は、表から選択する形が多いので、スラスラ記入出来るのも特徴です
コチラからダウンロードできます
エンディングノート|日刊葬儀新聞社
100ページ以上ととても長いエンディングノートです
記入項目も多く、書くのは大変ですが、自分の詳細な生きた証を残すことが出来ます
何を書いていいのか分からないという方は、このエンディングノート参考にするのも良いと思います
コチラからダウンロードできます